Q1:水槽の厚みは、どの位の厚みだと膨らみませんか?
A1:アクリルの性質上、厳密には多少膨らみます。標準規格水槽リストに記載されたサイズの水槽は、同サイズで厚み違いの商品がありますが、当然厚いサイズの水槽の方が膨らみが少ないという事になります。
Q2:水槽って、少しでもサイズが変わると値段が極端に変わるのはどうして?
A2:水槽を構成している、前・背・側・底板、それぞれの板は、国内メーカーから出されている数種類の規格サイズから選び、カットして、切り出します。
例えば材料が、1800mm×1200mmだとした場合に、水槽に必要な板1800mm×600mmを切り出す場合には、ちょうど2枚取れ、無駄がありません。
ところが、制作に必要な板1800mm×650mm必要な場合、この材料からは、1枚しか切り出せません。もちろん可能な限り、必要な材料をより良く切り出せる材料を探したり、残りの材料を有効に使用できる場合には、良いのですが、そうでない場合には、値段に反映されてしまい極端な差が生じます。
Q3:水槽は、何年位使用できますか?
A3:水槽の材料であるアクリルは、基本的に通常環境で融けたり、木材の様にシロアリなどによる致命的影響を受けたり、鉄の様に錆びて崩れたりする事はありませんが、通常管理における生活キズ(水槽の掃除中やレイアウトの際の装飾品などによるキズ)で透明度が低下する事は、ある程度避けられません。また、鉄も木材も同様ですが、アクリルは、季節の温度変化や厳密には1日の温度変化により、収縮と膨張を繰り返しています。あるいは、水槽設置環境(水槽の水平度合い、水槽架台の材質による収縮の変化、時には、地震の揺れをどの位、何度受けたかなど)によって起こる、水槽補強フランジなどの剥離(はくり)現象(接着面が、少しづつ剥がれる現象)やセンターフランジの破損は、常に、水圧を受けている水槽の場合、何年使用しても起きないとは、残念ながら言えません。しかし、一般的な使用環境下であれば、水槽として使用する上で10年以上、ご使用頂く事も十分可能です。但し、前述でもあるように、使用環境の違いによる耐久性の違いもありますので10年を保証するものでは、ありませんが、より長くご使用頂く為の注意事項を記載していますのでこちらも参考にしてください。
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