アクリル水槽・アクリル製品の製造・加工・販売のプラックス

【Plax】アクリルのことなら! 株式会社 プラックス

お買い上げ頂く前に

私どもプラックスでは水槽制作する場合、基本的に『国内アクリル製造メーカー』『キャスト板』を使用しています。また、接着方法は、膨潤(ぼうじゅん)接着方法にて製造しています。正しいご使用方法で、長期間安全、また快適にご使用頂けますように、お買い上げ頂く前に以下の内容もお読みください。

 

アクリル水槽の『アクリル』って何?

 

アクリル水槽に使用されている材料(アクリル樹脂)は、メタクリルの重合体で多くのプラスチックで総称される樹脂素材の中でも最も透明度が高く、耐光性や、耐衝撃性に優れた合成樹脂です。

また、別の水槽素材としてのガラスと比較すると、衝撃性に強く、軽量です。また加工性、成形性にも優れ、以前では困難だった、大型水槽や特殊形状の水槽も製造可能になり、現在の様な水族館の進歩には欠かせなかった重要な素材と言えるでしょう。

 

ご協力『鳥羽水族館』

 

 

アクリルの特性

アクリル樹脂にも、知っておきたい欠点があります。その一番目は、『傷つきやすい』点です。

ガラス水槽の掃除には、気軽に使用していたスポンジでも、アクリル水槽には使えない素材のスポンジがあり注意が必要です。
また、熱帯魚で知られるプレコの仲間は、その特徴であるザラザラした吸盤状の口で、アクリル板を傷つけてしまう事が知られています。プレコに限らず飼育をされる生物の性質にも注意が必要です。

また、二番目の欠点として、後にも記載しますが、『膨らむ』という事です。

アクリルは、厚みや、その種類によって、膨らみ度合いに違いはありますが、どんなアクリルでもその特性上、必ず膨らみます。
しかし、この膨らむ特性が逆に、柔軟性という良い点でもあります。これとは逆の特性をもつ、ガラス水槽の場合と比較すると、ねじれや揺れに強く、地震や輸送にも耐久性があると言えます。


三番目に知って頂きたい特性として、溶剤や化学物質との接触があった場合、変化を起こすという事です。

つまり、アクリルも化学物質である以上、当然のように『他の物質との反応を起こし』て、融けたり、クラック現象(ひび割れ)などを生じさせる場合があります。

この反応は、同じアクリルでも透明度を重視する水槽として使用するがゆえに、顕著に影響を受けやすいと言えます。ただし、アクリル素材の性質を十分に理解してご使用頂けば、それだけ長く使用して頂けると思います。後にも記載する注意事項もご覧頂きますようにお願い致します。

 

アクリル板の種類

水槽を制作する上で、このアクリル板を大きく分類すると『キャスト板』と『押し出し板』に分類されます。水槽を制作する上で、この材料の違いは、よく議題になるようです。私どもでは、国内メーカーの製造する『キャスト板』と『押し出し板』は、それぞれが、高品質だと思います。ただし、『キャスト板』と『押し出し板』それぞれに特性があり、その特性に適した使われ方や、製造方法を理解し製造する事が重要だと考えています。ですから、私どもプラックスでは、我々の制作方法に適し、さらに総合的な面を考慮した場合、『国内メーカー製造のキャスト板』を使用しています。

しかし、『押し出し板使用のアクリル水槽』を全て否定しているわけではありません。『押し出し板』を使用した水槽でも熱処理を施し、『押し出し』特有の残留応力を軽減させて、品質向上させている製造メーカーさんもあると聞いています。また、価格面でも『押し出し板』は、『キャスト板』と比較し安価でその製品も同様に安い傾向にあります。
 

例えば、安いからと言って水槽が二〜三数年で事故を起こすようでは論外ですが、水槽として使用する上で、正しい製造方法で製造された『押し出し板』と『キャスト板』を比較した場合、寿命に大差をつける事は難しいと言えます。もちろん『押し出し板』と『キャスト板』では、同じ条件での水圧には『押し出し板』の方が膨らみが大きくなるなどの違いがあるものの、『キャスト板』使用の水槽の場合でも、若干は膨らみます。また、同様に問題視される事の多いクラック現象(アクリル面にクモの巣状に細かいひび割れをおこす症状)なども『押し出し板』の方が起こりやすいと言えますが、『キャスト板』では、クラック現象がぜったいに起きないとも言えません。こうしたクラック現象を、引き起こす原因は、メンテナンス方法や、禁止事項を知らずに引き起こしてしまう場合も多い為、以下に記載してあります。


注意事項や、商品に付属する『取り扱い説明書』の内容を必ず読んで、その内容を守って頂く様にお願いいたします。

 

取り扱い上の注意

設置場所について

 

屋内で直射日光の当らない場所でご使用下さい。

 

製品の使用時重量に十分な強度を持つ安定の良い台の上に、水平になるように設置下さい。また、本製品底面全体で受ける台でご使用下さい。

電化製品,高温になる物の上、またその近くには
設置しないで下さい。漏電や故障、破損、火災の原因になります。
また、水槽用品(ポンプ、ヒーター、照明等)の使用の場合も、その製品の取扱い説明書を十分に理解し様々な危険防止を行って下さい。

地震などの衝撃やその他の理由による水漏れが発生する事も予測し、重大な問題を引き起こす場所には置かないで下さい。

 

使用方法について

 

製品は、樹脂製品です。お手入れされる場合は、水拭きして下さい。

アルコールやシンナー等の溶剤系の薬品で拭かないで下さい。

また、クリーナー等も使用しないで下さい。ひび割れ(クラック)などが発生する場合があります。使用しても直ぐにひび割れ(クラック)現象が起きない場合もありますが、長期間使用した場合徐々に発生する事があります。

また本品に接着材やテープ等を使用すると、その接着材.粘着材に含まれる成分により反応を起こし、ひび割れ(クラック)現象を起こす場合がありますので避けて下さい。

清掃の為のスポンジ等は軟らかい材質のものを使用して下さい。硬い材質のものや、研摩材を含んだ物のご使用は、キズ防止の為に避けて下さい。

製品を水槽以外の目的で使用したり、改造等は絶対に行わないようにして下さい。予測出来ない事故や破損の原因になります。

本品を運ぶ場合は必ず空の状態で十分な人数を確保して安全に運んで下さい。無理な運び方、輸送をすると破損、事故、水漏れの原因になります。

水槽内でヒーターを使用する場合は、加熱部分が本品と直接触れない様にセットして下さい。火災や水漏れの原因になります。

飼育する生物には、大型になるものや予想以上の力をもつものもいます。破損させたり傷を付ける可能性がないか十分に調査して飼育して下さい。