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ろ過槽のファーストページはこちらからです

 

 

 

A.ポンプで汲み上げられた水が水槽内へ給水されます。

給水された水は、水槽内で回流し、B.外パイプの下部の入水口へと吸い込まれます。

入水口から吸い込まれた水はAで給水された分だけ溢れてC.オーバーフローパイプから、ろ過槽へと流れます。 

通常、水槽からオーバーフローした水と一緒に流れる汚れ(ゴミ)は、ろ過槽のE.ウールバケット内のF.マットで大きな汚れを取り除き、物理ろ過を行います。この物理ろ過は、この先の1槽目、2槽目へ進む水のろ過の負荷を軽減させる為に重要で、長期間ろ過を安定させるポイントになります。

1槽目や2槽目では、多孔質のろ材を使用し生物ろ過(バクテリアによる消化活動で有害物質を無害化する)を行う上で、バクテリアの定着率を最大限に維持する為に、水の流れが淀む原因になるゴミをを取り除く役割を果たします。そのため、F.ウールマットは、簡単に洗浄、交換が行える様にE.ウールバケットは、一般的には単純構造が望ましいかもしれません。

 

また、F.マットでどんなに大きなゴミを取り除いてもすり抜けた小さなゴミが1槽目のろ材につまり、流れが悪くなります。この状態が、長く続くと1槽目の水位は、2層目の水位との差がつき、どんどん上昇し最悪の場合はEのウールバケットまで完全に浸水しますこのとき、Gの仕切板(パーテション)の上部は、最上部まで達しておらず2槽目へと流れる構造になっています。

 

次に、2槽目への入り口H.仕切り(パーテション)の高さですが、2槽目のろ材量を多く確保する為に、なるべく高く設定したいところですが、これには少し注意が必要です。1つ目の理由はE.ウールバケットは、水に浸からない使い方が効率良くゴミを取り除けます。その為には、E.ウールバケットよりも低い位置にH.仕切りを設定する事が理想です。 また、2つ目の理由として、安全性面から考えても重要な点になりますが、もしも、H.仕切りの位置を高く設定した場合、右の参照図aでは、ろ材の量が増えていますが水位が低い為に効率良く水が流れていません(パーテションの壁面に沿って流れている為、循環水はろ材を通過していない状態)また、参照図bは、水位が上がりろ材への流れも良い様です。ただし、もしもの停電やその他の理由で循環ポンプが停止した場合に、循環水の一部、運転中には表面張力で浮上している水、また配管内部水は、全てろ過槽にて受けとめる事になります。

 

 

もしも、受け止める容積がない場合(参照図bの様に水位が高い)水は、外へ溢れてしまいます。こうした場合も想定し、2槽目水位は、低目での設定が安全だと考えられます。

ろ材の量やH.仕切りは、適正を考える必要があると言えます。ただし、このように水位が低い場合やそれと同じ条件と言える2槽目(最終槽、ポンプと接続された槽)の水量(容積)が少なすぎる場合も、蒸発水により直ぐに水がなくなるなどの問題が発生します。また、ポンプで循環している時と停止した後の2槽目の水位に大きな差が生じ不安定なろ過槽になってしまいます。その為に2槽目のサイズ(容積)は、出来るだけ大きく設計する方が理想的です。このようにろ過槽の形状を設計する場合には、全体的な大きさやろ材の量も当然重要ですが、他にも水槽の表面積や給水パイプの高さ、ポンプの能力とオーバーフローパイプの口径など様々な点を考慮し設計する必要があります。

 

左の図より

ポンプとろ過槽の間にI『中間バルブ』を設置する事で、ポンプのメンテナンスが必要になった場合には便利です。

また、蒸発水やその他の理由でろ過槽の水位が極端に減少しポンプ内部に空気がたまり、ろ過槽の水位を上げてもポンプが水を汲み上げない(空運転)状態になってしまう場合があります この時K.流水調整バルブを全閉し、J.強制排水バルブの先端に排水ホースを接続した後、J.を全開にすると抵抗がなくなり、ポンプ中にたまった空気を排出しやすくなるので設置すると便利です。